大腸がん治療経過

胃・大腸内視鏡検査の体験記【大腸腺腫ポリープの発見】

自分はいわゆるアラフォー世代だが、これまで一度も内視鏡検査を受けたことはなかった。

しかし、父の進行胃癌発覚を契機に検査を受けた結果、15mm大の大腸ポリープの発見につながった。

父の胃癌についてはこちら。

胃がんが発覚する前の自覚症状は減らない体重と足の痛み父がステージ4の胃がんと診断されるまでの経緯について、備忘録を兼ねて時間軸・ポイントとなった症状を数回に分けてまとめていきたいと思う。 ...

あと数年、内視鏡検査を受けない生活を続けていたら自分も大腸癌になっていたかと思うと、定期的な内視鏡検査の重要性を改めて感じる。

2018年3/14日追記: 既に大腸癌でした。

今後予定しているポリープ切除に向けて諸々の経緯をまとめていきたいと思う。

 

大腸ポリープ発見までの自覚症状

2017年以前から2017年夏まで

元々、胃腸が弱く、頻繁にお腹を下していた。

慢性的に軟便、下痢であり、それに伴い切れ痔やいぼ痔が頻繁に生じており、トイレットペーパーに血が付く程度のことはよくあることだった。

そんな中、2017年の夏頃に突然、血便が出てきた。

まさに鮮やかな赤=血液の色の鮮血便だった。

お腹の痛みも通常と特段変わらなく、パッと見てわかる血便はこれまで出たことは無かったため、ギョッとしたことはよく覚えている。

この時は、これはマズイなぁとは思ったものの、痔ということにしておこう、繰り返すようだったら考えよう、と見なかったことにした。

2017年11月

頻繁ではないものの、時々血便が混ざるという状態が続いていたが、大腸内視鏡に対する心理的ハードルから相変わらずそのままにしていた。

この頃、心窩部痛(みぞおちの痛み)も重なり、まさに胃腸全体の不調を抱えていた。

そんな中、父の進行胃癌が発覚し、いよいよ妻からのプレッシャーに押され、胃と大腸について内視鏡検査を受けることになった。

内視鏡検査の体験記

今回は職場の病院で11月中旬に予約を入れ、12月中旬に上部 (食道・胃・十二指腸)、その1週間後に下部 (大腸)の内視鏡を受けた。

消化器の専門医達に聞いた検査を受ける病院選びのポイントはこちら。

大腸内視鏡検査を受ける際の病院選びのポイント 個人的には当初から自分の勤めている病院以外はあまり考えていなかったのだが、消化器外科の友人は自宅の近隣のクリニックで受けたとの話...

今回の検査は時期的に忘年会やらクリスマスやらと参加しないといけない行事が多く、色々な意味で大変だった。

上部消化管内視鏡 (胃カメラ)の流れ

<検査当日>

午後からの検査だったため、朝食は食パンを半分程度食べ、以後絶食で時間になったら外来へ行った。

外来ではまず消泡剤を一気飲みし、その後、キシロカインスプレーで喉に麻酔をしてからマウスピースをくわえ、鎮静剤を注射してもらう。

この時、注射しに来たのがかなり久しぶりに会う後輩で、元気にやってる? なんて話を少ししたが、記憶が残っているのはここまで。

意識が戻った時には全て終わっており、ベッドの上だった。

極めてアッサリと終了。

検査の結果、胃そのものは問題なく軽い逆流性食道炎だった。

父の胃癌が発覚したばかりだっため、家族は安心していた。

 下部消化管内視鏡 (大腸カメラ)の流れ

<検査前日>

食事制限の指示については夕食からしか出ていなかったが、その日は昼から消化に良い食事に気を配り始めた。

夕飯は素うどんにし、夜9時以降絶食となった。

また、翌日腸を空っぽにするため、この時点であらかじめ処方されていたピコスルファートナトリウム(下剤)を一気飲み。

この下剤は7時間後くらいから効果が出始めるため、早ければ翌日の午前4時くらいからお腹が下るはず。

そのため、その日は早く寝た。

<検査当日>

いつお腹が下るかとドキドキしながら朝5時に目が覚める。

しかし、一向にお腹が下らない。

この薬だけで便通が結構ある人もいるようだが、自分のお腹は微動だにせず。

ちなみに、この下剤は腸内細菌に分解されて効果が出る薬なので効果が出るまで時間がかかり、個人差がかなり出る。

これは困ったと、とりあえず水をガブガブ飲み始め、朝7時くらいにようやく一回出る。

が、出たのはそれっきり。

午前中の検査だったのでそのまま外来へ行き、今度は腸管洗浄剤であるモビプレップを水を片手にチビチビ飲む。

実際の検査は、この薬で腸管を完全に空っぽにしてから始まる

ちなみに、モビプレップは1Lを飲むことになるが、その際に半分量の水分(500ml)も飲まなければならない。

実際には、モビプレップ500mlを30分で飲んで、水かお茶250mlを10分で飲む、という40分が1セットであり、これを繰り返す。

モビプレップは体液よりも浸透圧の高い高張液であり、従来の薬(ニフレック)よりも飲む量を減らせるメリットがある一方で、高張液のため体内から水分が腸管へ集まることで脱水になる可能性があり、水分補給は必須だ。

味としては、塩分濃度が高いため口当たりが悪く、梅ジュースのような味がする。

モビプレップを飲み始めてすぐにお腹が下り始め、早朝から水をガブ飲みしたおかげか、750ml飲んだくらいで完全に透明になり、晴れて検査のOKサインが出た。

検査着に着替え横になったら鎮静剤を注入してもらい、意識が朦朧としてる中検査はサクサクと進んだ。

ぼんやりとした意識の中で、結構大きなポリープがありますね、と言われたことは覚えているが記憶は断片的だ。

検査終了後、15mm大の腺腫性ポリープが直腸にあるので切除した方が良いという話になり、2月に改めて切除することになった。

大腸ポリープ切除当日のあれやこれやについて昨日から引き続き、大腸のお話。 前回の検査時は、前日の下剤(ラキソベロン)を飲んでもほとんど変化なく洗腸剤へと突入したが、今回は下...