がんと治療と家族の毎日

ステージ4 進行胃がんと戦う父の闘病記録を中心に、がんについてあれこれ綴っていくブログ。

ステージ4胃がんへのSOX療法 ここまでの治療効果の確認と治療3クール目

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進行胃癌である父のSOX療法 3クール目が2018年1月早々から始まった。

 

また、2クールを終えたこのタイミングで原発巣に対するここまでの治療効果について評価を行った。

1クール目については、こちら。

 

2クール目については、こちら。

 

 

 

SOX療法 3クール目を始める前に

原発巣に対する治療効果の評価

造影CTと胃カメラ

これまでの治療評価として、標記の項目について再入院直後に行った。

 

その結果、腹水は治療前に比べて明確に減っており、内視鏡では一部の潰瘍性病変の治癒が確認できたようだが、原発巣そのものについては治療開始前とほとんど変わっておらず、現状維持ということだった。

 

やはりTS-1を減量しているため、効果が不十分な可能性が考えられた。

 

胸腔穿刺

2クール目の終盤に胸水か溜まってきていることが確認されており、このタイミングで胸水を抜くことになり、500mlほど抜いた。

 

本人曰く、呼吸が楽になったとのことだった。

 

腎機能の評価

1クール目にかなり悪化してしまった腎機能だが、2クール目の途中で回復し、この時点で完全に正常化していた。

 

そのため、3クール目からTS-1を通常量に戻して行うことになった。

 

SOX療法 3クール目の概要

治療効果

父の活動性

2クール目から劇的に出来ることが増えたわけではないが、シャワーは一日おき程度のペースで安定して自力で浴びることができているようだった。

 

また、新聞を買いに毎朝病院内のコンビニに行くことが日課になったようだ。

 

リハビリも積極的に取り組んでおり、病棟内を独力で移動する際も休憩する頻度はかなり減ったとのこと。

 

また、この頃から入院治療から外来通院に切り替えられないかと主治医に相談してみたり、自宅療養に向けたリフォームの計画を始めてみたりと、精神的に少し余裕が出て来たように感じられた。

 

さらにこのクールでは、仕事をするために休薬期間に入る前に一時外出出来たことが最大の進歩だった。

 

腹水の状況

腹水については2クール目以後ほとんど増えておらず、3クール目もそれをキープ出来ているようだった。

 

少なくとも腹水については治療の効果が如実に出ていた。

 

副作用について

腎機能

1クール目ではすぐに腎機能が悪化してしまいTS-1の減量が必要になってしまったが、3クール目については腎機能の変化は起きず、オキサリプラチンとTS-1ともに通常量で終えることができた。

 

倦怠感・疲労感・発熱

この点に関しては、3クール目はかなり酷かったようだ。

 

倦怠感や疲労感は2クール目から生じていたが、3クール目に入りその度合いが増すとともに、体温も37℃から38℃前後で乱高下する日もあったようだ

 

休薬期間に入ると倦怠感等は解消するようで、通常量に戻したTS-1の影響を強く感じた点だった。

 

抹消神経症状 

本人曰く、手の指がつる感じという症状は2クール目から変化はなかった。

 

色素沈着

TS-1の典型的な副作用だが、指先が黒ずんできていた。

 

本人はあまり気にしてないようだったが、今後指だけでなく全身に出てくる可能性もあることと、日光に当たりすぎると酷くなることがあるようなので注意するよう伝えた。

 

脱毛

これまで全く脱毛が起きなかった父だが、SOX療法3クール目に加えてTS-1を通常量に増やしたためか、如実に脱毛が始まったようだ。

 

とはいえ、この時点ではまばらに抜けただけで、一般的な患者さんよりは抜けていない印象だった。

 

3クール目を終えて 

3日間の一時退院を挟み、再度入院して4クール目を行うことになった。