カテゴリー
未分類

Hello world!

WordPress へようこそ。こちらは最初の投稿です。編集または削除し、コンテンツ作成を始めてください。

カテゴリー
雑記・その他

生酵素サプリについて酵素の観点から考える

f:id:hirokazu-y:20191211010411p:plain

ちょっと前に生酵素やら熟成酵素やらといった酵素サプリや酵素ドリンクの宣伝をよく目にした気がするが、主にダイエット系の商品ジャンルとして今では定着しているのだろうか。

 

個人的には最近あまりそれらの単語を見かけないなぁと思っていたら、先日久方ぶりに”生酵素”という単語を見かけまして。

 

前から、”生酵素”って考え方自体はあながち間違ってないんだけど、商品説明を見ると中身が酷いというか悪意に満ちてるなぁと思っており、がんとは関係ないが今回ちょっと取り上げてみることにした。

 

 

 

 

まず結論

最初に結論から言ってしまえば、生酵素サプリだろうが熟成酵素サプリだろうが酵素ドリンクだろうが、”酵素”としては飲んでも意味はないし、効果もない。

 

そもそも酵素とは

酵素とは、一言で言ってしまえばタンパク質だ。

 

英語で言えば、プロテイン。

 

すなわち、ムキムキになりたい人が好んで飲むプロテインと同じ枠組みに入る。

 

酵素の機能

酵素の働きは、ある物質Aから別な物質Bへの変換を助けてあげること。

 

例えば、炭水化物に含まれるグルコースからエネルギーが合成されるのは、複数の酵素が順番に働くことでグルコースが違う物質へと連続的に変換されていくことで成立している。

 

このA→Bという変換は酵素なしでは自然にはほとんど起こらないため、酵素は不可能を可能にするお助けマンと言え、体の中でとても大事な役割を担っている。

 

 

酵素はカタチが大事

酵素が物質A→Bという変換を助けるためには、酵素とAがくっつく必要がある。

 

酵素は立体的な形をしており、酵素の一部分はちょうどAがぴたりとはまる形をしている。

 

例えるなら、酵素が鍵穴のある錠前であり、Aが鍵。

 

決まった鍵でなければ錠前が開かないように、酵素の形とピタリとはまるものでなければ酵素は物質変換のお助けマンとして機能できない。

 

すなわち、酵素が働くためにはその酵素が本来持つカタチを保っていなければならない。

 

酵素は熱に弱い

生卵を茹でると液状だった白身や黄身が固まるように、タンパク質は熱を加えると本来の形が保てなくなる。

 

これは酵素にとっても致命的であり、物質Aとくっつく部分の形が保てなければ酵素として働くことができなくなる。

 

インフルエンザなどで40℃近く高熱が出るととても辛いというのは想像に難くないかと思うが、ヒトの体内の酵素も同様であり45℃あたりから大なり小なり酵素の形は影響を受ける。

 

酵素の種類にもよるが。

 

いよいよ生酵素のお話

ネット検索していると熟成生酵素とかいう文言だったり、生酵素に発酵植物エキスを配合とかいう文言が並んでいる。

 

上述の通り、酵素は機能を持ったタンパク質であり、酵素を熟成させる意味は全くなく、熟成生酵素はその点ナンセンスの極みと言える。

 

そもそも熟成ってことは発酵させるということであり、酵素を発酵というのがちょっと理解できない。

 

おそらくサプリを販売している側は、生きてる乳酸菌や麹といった”微生物”的な感覚で酵素を”生酵素”と表現しているのかもしれない。

 

ただ、極力熱を加えず抽出した酵素、すなわち機能を保っている酵素を生酵素と表現しているのであれば、あながち大きな間違いではないと言える。

 

ということは、一部の生酵素サプリは効くんじゃないかと思う方もいるだろう。

 

そこで、ここから先は、極力低温で植物から抽出した生酵素を摂取する意味について考えたい。

 

摂取した生酵素は体内でどのような運命をたどるのか?

胃を中心とした消化器官で分解される

上でも書いたが、生酵素だろうが熟成酵素だろうが、酵素であるならばそれはタンパク質である。

 

口から摂取した酵素は通常の食事に含まれるタンパク質と同様に胃液や膵液などにより分解され、タンパク質の材料であるアミノ酸レベルまで分解され体内に吸収される

 

また、仮に完全に分解されなくとも、胃酸のような強酸性の液体に漬かることで酵素のカタチは崩れてしまう。

 

すなわち、体内に取り込まれた時点で酵素としての形状は保っていないことになる。

 

万が一体内にそのまま取り込まれても機能しない

いやいや、生酵素サプリの中には分解の件をある程度考慮して、ゼラチンカプセル入りのものもあるから無傷で取り込まれるものも一部はあるはず!とお考えの方もいらっしゃるかもしれない。

 

そこで百歩譲って生酵素が無傷で体内に取り込まれたと仮定する。

 

体内に外来酵素がやってきたとして問題になるのは、酵素が働くためにはその酵素に固有の条件があるという点である。

 

酵素の働きは、環境中の温度やpH、存在するイオンの種類や濃度など様々な条件の影響を受ける。

 

例えば、人体に存在する酵素は平熱である37℃で最も働くようにできており、4℃で使用するとほぼ機能しない。

 

本来、植物で働いている酵素が人体に取り込まれたとして、その酵素が期待通りに機能するかは甚だ疑問だ。

 

おわりに

以上から、生酵素というネーミングは期せずして一部的を得たものだと言えるかもしれないが、”酵素”としては商品の宣伝文句に書かれている効果はまず期待できないと言えるだろう。

カテゴリー
がん基礎知識

本当にがんの発症率に関わる食べ物ってどれくらいあるのか?

f:id:hirokazu-y:20191208012957p:plain

 

ひょんなことから目にした下記記事。

 

kaigo.news-postseven.com

 

記事によれば、

がんの罹患率が上昇している日本。予防のために、日々の生活の中で、どのような食材を口にしていいのか。科学的根拠に乏しい健康情報が巷に溢れる中、しかるべき研究機関で立証された医学的データを世界中からリサーチ。ここでは、発がんリスクを上げる食べ物とリスクを下げる食べ物を併せて紹介する。

 

とのことで、食材の具体例を挙げて科学的根拠に基づくリスクの話をしている体なのだが、内容がまあ片手落ちと言うか、無駄に煽っているというか。

 

今回は記事で紹介されている”がんの発症率に関わる食材”について一部例を挙げつつ、本当に意味があるのか考えてみたい。

 

 

牛乳を沢山飲む女性は卵巣がんリスクが上がる?

記事内では、牛乳や乳製品から乳糖を多量に摂取する人は卵巣がんのリスクが13%上がるという2006年に発表された研究を根拠として示している*1

 

これだけ読むと、そうなんだ!と納得してしまうかもしれないが、この結果は唯一にして絶対的に信頼できるものなのだろうか?

 

乳製品と卵巣がんとの関係を調べた研究の数は?

牛乳などの乳製品の摂取量と卵巣がんリスクを調べている研究は2017年までに上記の研究を含めて28件報告されており、卵巣がんのリスクを高めると結論付けている研究は上記を含めて実は3件だけしかない*2

 

28件中25件は、牛乳やチーズ、ヨーグルト等など乳製品の摂取と卵巣がんリスクに関係はないと結論付けている。

 

リスクがあるかもしれないということを啓蒙することは悪いことではないが、統一的な見解が得られていないものを悪い面のみを断定して紹介するというのはいかがなものだろうか。

 

牛乳は危ないから飲むのをやめようと思う人が出るかもしれない。

 

牛乳は手軽にカルシウムやタンパク質が得られる食材だけに、飲むのをやめるとそのメリットを失うことになる。

 

ちなみに、上記のリスクも加味した上で、ハーバード大学からは牛乳は1日コップ1~2杯が摂取量として推奨されている。

 

コーヒーを毎日5杯以上飲む人は肝がんリスクが大幅に下がる?

記事内で根拠としているのは、日本人を対象とした多目的コホート研究の結果*3

 

コーヒーを1日5杯以上飲む人では肝がんリスクが76%低かったと報告されている。

 

これだけ読むと、肝がん予防のためにコーヒーをたくさん飲もう!と思われるかもしれない。

 

また、コーヒー飲めないけど、その場合どうしたらよいのかな?という方もおられるかもしれない。

 

ここでポイントになるのは、肝がんの約8割はウイルス感染(B型肝炎ウイルス or C型肝炎ウイルス)が原因であること。

 

肝炎ウイルスに感染していなければ肝がんを発症するリスクがそもそも低いので、予防を目的としてコーヒーをたくさん飲むメリットはほとんどない。

 

それよりもB型肝炎ワクチンを受けることの方が確実に効果があるだろう。

 

ワインを毎日グラス6杯以上飲む人はがん全体のリスクが増える?

これも記事内で根拠としているのは、日本人を対象とした多目的コホート研究の結果*4

 

なぜ記事内ではワイン表記にしたのかよくわからないが、上記研究の結果では1日あたり、日本酒でいえば3合、ビールでいえば中ジョッキ3杯程度以上毎日飲む男性ではがんのリスクが1.6倍に増加したことが示されている。

 

アルコールはこの研究以外でも大腸がん食道がん、乳がんなどのリスクを高めることが知られており、お酒の飲みすぎは体に良くないというのは皆さんご承知の通りの事実だろう。

 

ところで、飲酒に喫煙習慣を加味すると、たばこを吸う男性では飲酒量に応じて発がんリスクが高まり、日本酒3合以上を毎日飲むとがんを発症するリスクが2.3倍高まることが上記の研究で報告されている。

 

一方で、たばこを吸わない人では飲酒量が増えても発がんリスクは高くならなかった。

 

たばこ単独のリスクについては、吸う人は吸わない人に比べて全体的な発がんリスクが男性1.6倍、女性1.5倍に高まるということが報告されており、今回紹介する食事のリスクよりもたばこの方がよっぽどリスクが高かったりする

 

牛・豚などの赤肉を毎日食べる女性は結腸がんリスクが高い?

これも根拠としているのは、日本人を対象とした多目的コホート研究の結果*5

 

この研究においては、1日の赤肉の摂取量が多い女性(約80g以上/日)では大腸がん(結腸がん)のリスクが高まることが確認された(摂取量の少ない人に比べて1.48倍高い)。

 

男性では赤肉摂取量による結腸がんリスクの増加は確認されなかったが、肉類全体の摂取量の多い人(約100g以上/毎日)では結腸がんのリスクの増加が高まった。

 

赤肉や加工肉の大腸がんリスクは、世界がん研究基金(WCRF)や米国がん研究協会(AICR)において確実と評価されており、国際がん研究組織(IARC)においてもおそらく発がん性があるとされている。

 

とはいえ、現時点においては日本人の赤肉や加工肉の摂取量は世界的には低いため、通常の摂取量であれば大腸がんリスクにはほぼ影響しないと考えられている。

 

焼き肉をよく食べる女性は乳がんによる死亡リスクが高い?

2017年にアメリカで報告された研究を根拠としている*6

 

これも統一的な見解となっているものではない。

 

論文の結論を正確に訳すと、焼いた肉(バーベキューした肉)や燻製した肉の多量の摂取は乳がん患者の死亡リスクを高めるかもしれない。

 

というか、これがんの発症リスクの話じゃないですしね。

 

結論 (個人としての見解)

記事中には他にも具体例が挙げられており、全部に言及しようかと思ったのだが、力尽きた長くなってきたのでこの辺でまとめておきたい。

 

結局のところ、がんのリスクとなることが世界的に認識されている食材は赤肉・加工肉と大腸がんとの関係くらいである。

 

その赤肉であっても上述のように平均的な日本人の摂取量であれば大腸がんリスクはほぼ考えにくいとされている。

 

つまり、何かを食べるとがんになるというものはほとんどなく、何かを食べるのを避ければがんにならないというものもない、と考えられる。 

 

これは今回取り上げた食材に限らず、全般に言えることだ。

 

医食同源という造語があるくらい日本人は医療としての食事への思い込みが強く、今回紹介したような記事に踊らされがちな気がする。

 

食事だけでがんの完全な予防は不可能だ。

 

であるならば、肉・魚・穀物・野菜・果物等バランス良く摂ることを念頭に置きつつも、美味しいもの・食べたいと思うものを食べるというのが人生のQOL(生活の質)を高めるうえで重要なのではないかと個人的には思う次第。

(現代の日本の食生活を考えると、野菜や果物は多く摂るよう意識した方が良いとは思うが)

 

また、上述したように食事よりもたばこの方がリスクがあると言え、喫煙されている方はがん予防のために食事に気を付ける前にまず禁煙が大事ですよ、ということで。

カテゴリー
全国病院別データ 全国病院別データ-地域別胃がん5年生存率 全国病院別データ-地域別胃がん5年生存率-関東

【関東地方 病院別・ステージ別】 胃癌5年生存率 まとめ2019

f:id:hirokazu-y:20191124024608p:plain

今回は、2019年現在における胃がん5年生存率について、関東地方(茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川の病院別、ステージ別にまとめる

 

※データの見方や注意点は下記リンク先にまとめてありますのでそちらをご参照の上、注意点をしっかりとご理解頂いた後に本データをご覧ください。

 

関東地方以外の全国病院別5年生存率データも下記リンク先にまとめてあります。 

 

www.survive-gastriccancer.com

 

 

 

全国と関東各都県の生存率一覧

  集計対象施設数 集計対象者数 把握割合(%) 実測生存率(%) 相対生存率(%)
全国 277 83,171 97.3 61.9 71.6
関東 60 22,324 97.1 60 68.4
茨城 5 942 97.9 54 61.4
栃木 5 2,296 94.7 61.2 70.8
群馬 6 1,329 98.8 52.1 60.1
埼玉 8 2,228 97.7 58.9 67.4
千葉 11 3,942 98 61.1 70
東京 18 8,854 96 68.2 77.7
神奈川 7 2,733 96.7 62.3 71.4

相対生存率はがん以外の死亡について補正がされているが、各都県ともに対象施設が限られており、これをもって優劣を比較できるものではない点に注意。

 

※関東欄については下記の方法で計算

集計対象施設数, 集計対象者数=各県の合算

把握割合, 実測生存率, 相対生存率=各県の平均値

 

 

茨城県

各施設におけるステージI の割合平均値 = 56.5%

 

茨城県立中央病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 342 51.2 98.8 69.9
Ⅰ期 198 74.2 99.5 70
Ⅱ期 29     70.6
Ⅲ期 15     66.9
Ⅳ期 93 4.5 97.8 70.2

ステージI 患者の割合 = 57.9%

 

 

友愛記念病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 104 58.3 98.1 68.4
Ⅰ期 63 85.6 98.4 67.6
Ⅱ期 13     70.9
Ⅲ期 (4-6)     67.5
Ⅳ期 17     68.2

 ステージI 患者の割合 = 60.6%

 


茨城西南医療センター病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 151 52.4 98 68.9
Ⅰ期 72 77.3 97.2 68.1
Ⅱ期 19     71.2
Ⅲ期 30 26.7 100 69.6
Ⅳ期 26     66.4

 ステージI 患者の割合 = 47.7%

 

 

筑波大学附属病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 225 55.2 96 68.3
Ⅰ期 138 77.7 94.9 68.5
Ⅱ期 17     72.3
Ⅲ期 24     63.8
Ⅳ期 45 4.4 97.8 68.4

ステージI 患者の割合 =  61.3%

 


水戸医療センター

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 120 58.1 98.3 68.8
Ⅰ期 66 89.2 97 67.9
Ⅱ期 11     71.3
Ⅲ期 10     71.5
Ⅳ期 28     68

 ステージI 患者の割合 = 55.0%

 

 

栃木県

各施設におけるステージI の割合平均値 = 60.1%

 

栃木県立がんセンター

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 512 63.4 91 67.9
Ⅰ期 307 85.4 86.3 68.4
Ⅱ期 36 75 97.2 64.9
Ⅲ期 38 57.9 97.4 68.2
Ⅳ期 121 5.8 98.3 67.8

 ステージI 患者の割合 = 60.0%

 

 

自治医科大学附属病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 696 64.6 97.1 68.1
Ⅰ期 455 83.8 96.3 69
Ⅱ期 53 69.8 100 68.9
Ⅲ期 65 27.7 100 68.8
Ⅳ期 108 9.4 99.1 63.7

 ステージI 患者の割合 = 65.4%

 


宇都宮病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 380 61.2 92.6 69.5
Ⅰ期 216 82 88.9 69.3
Ⅱ期 43 56.9 95.3 70.3
Ⅲ期 29     68.3
Ⅳ期 76 10.5 100 69.6

 ステージI 患者の割合 = 56.8%

 


獨協医科大学病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 493 56.6 95.3 70.2
Ⅰ期 299 76 94 71.6
Ⅱ期 47 50.3 95.7 69.8
Ⅲ期 28     69.1
Ⅳ期 115 9.8 98.3 67.1

 ステージI 患者の割合 = 60.6%

 


那須赤十字病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 215 55.5 97.7 71.7
Ⅰ期 124 82 96.8 71.8
Ⅱ期 15     72
Ⅲ期 15     65.6
Ⅳ期 46 6.5 100 71

 ステージI 患者の割合 = 57.7%

 

群馬県

各施設におけるステージI の割合平均値 = 49.4%

 

群馬県立がんセンター

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 486 62.5 98.8 67.5
Ⅰ期 270 88.1 98.5 68.1
Ⅱ期 43 81.4 97.7 63.7
Ⅲ期 40 42.5 100 66.9
Ⅳ期 126 7.9 100 68

 ステージI 患者の割合 = 55.6%

 

 

渋川医療センター

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 20     69.4
Ⅰ期 (4-6)     68.6
Ⅱ期 0      
Ⅲ期 (4-6)     62.3
Ⅳ期 11     72.3

 

 

 

高崎総合医療センター

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 163 52.1 98.2 71.7
Ⅰ期 86 76.3 97.7 72.6
Ⅱ期 18     66.1
Ⅲ期 13     72.7
Ⅳ期 40 5 100

72.3

 ステージI 患者の割合 = 52.8%

 

 

桐生厚生総合病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 164 38.4 100 72.4
Ⅰ期 63 74.6 100 71.7
Ⅱ期 16     70.2
Ⅲ期 11     68.8
Ⅳ期 61 1.6 100 72.1

 ステージI 患者の割合 = 38.4%

 

前橋赤十字病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
  患者数 実測生存率 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 251 45.4 97.2 70.6
Ⅰ期 128 69.3 95.3 70.5
Ⅱ期 28     73.2
Ⅲ期 26     71.3
Ⅳ期 67 6 100 69.3

 ステージI 患者の割合 = 51.0%

 

埼玉県

各施設におけるステージI の割合平均値 = 54.3%

 

さいたま赤十字病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 128 58.3 96.1 69.3
Ⅰ期 61 93.4 98.4 70
Ⅱ期 11     73.5
Ⅲ期 13     63.1
Ⅳ期 31 7.5 96.8 68.5

 ステージI 患者の割合 = 47.7%

 

 

埼玉県立がんセンター

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 799 62.2 98 66.7
Ⅰ期 487 84.3 97.7 67.7
Ⅱ期 58 70.2 98.3 67.7
Ⅲ期 56 46.4 98.2 65.5
Ⅳ期 180 7.9 98.3 64.2

 ステージI 患者の割合 = 61.0%

 

 

深谷赤十字病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 111 69.6 93.7 69.6
Ⅰ期 61 91.7 98.4 68.2
Ⅱ期 15     70.6
Ⅲ期 10     70.7
Ⅳ期 25     72

 ステージI 患者の割合 = 55.0%

 


春日部市立医療センター

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 102 47.9 97.1 71.8
Ⅰ期 45 82.1 97.8 70.4
Ⅱ期 (7-9)     74.4
Ⅲ期 13     72.8
Ⅳ期 31 13.3 96.8 72.3

 ステージI 患者の割合 = 44.1%

 

 

獨協医科大学越谷病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 205 53.8 96.1 69.4
Ⅰ期 108 79.5 97.2 68.9
Ⅱ期 26     72.5
Ⅲ期 23     68.3
Ⅳ期 47 16.4 97.9 69.3

 ステージI 患者の割合 = 52.7%

 

 

川口市立医療センター

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 198 54.6 98.5 68.7
Ⅰ期 107 79.2 98.1 69
Ⅱ期 19     66.2
Ⅲ期 10     73.5
Ⅳ期 60 15.3 98.3 68.2

 ステージI 患者の割合 = 54.0%

 

 

埼玉医科大学国際医療センター

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 406 56.4 98 70.1
Ⅰ期 229 81 97.8 70.7
Ⅱ期 34 70.6 100 67.8
Ⅲ期 32 37.5 100 74.8
Ⅳ期 97 3.5 96.9 68.3

 ステージI 患者の割合 = 56.4%

 

 

川口総合病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 279 59.7 99.6 70.6
Ⅰ期 178 80.9 100 70.6
Ⅱ期 24     73
Ⅲ期 18     71.6
Ⅳ期 58 5.2 100 69.4

 ステージI 患者の割合 = 63.8%

 

千葉県

各施設におけるステージI の割合平均値 = 58.0%

 

国立がん研究センター東病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 1085 70.1 98.2 66.6
Ⅰ期 722 86.7 98.3 67.4
Ⅱ期 70 80 98.6 64.8
Ⅲ期 74 46.6 98.6 65.1
Ⅳ期 184 11.4 97.8 64.1

 ステージI 患者の割合 = 66.5%

 

 

国保旭中央病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 469 51.8 99.6 70.6
Ⅰ期 271 74.2 99.3 71.3
Ⅱ期 27     69.7
Ⅲ期 41 39 100 69.8
Ⅳ期 114 3.5 100 69

 ステージI 患者の割合 = 57.8%

 

 

亀田総合病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 594 65.6 98.5 70.8
Ⅰ期 433 79.5 99.3 70.6
Ⅱ期 32 68.2 96.9 70.3
Ⅲ期 28     72.7
Ⅳ期 92 9.3 96.7 70.7

 ステージI 患者の割合 = 72.9%

 

 

君津中央病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 385 53.7 97.4 70.9
Ⅰ期 192 81.9 97.4 69.9
Ⅱ期 32 68.8 100 70.3
Ⅲ期 32 32.3 96.9 73.9
Ⅳ期 107 10.1 97.2 70.5

 ステージI 患者の割合 = 49.9%

 

千葉労災病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 226 59.8 95.1 69.6
Ⅰ期 129 84.7 95.3 69.4
Ⅱ期 26     71.9
Ⅲ期 17     69.8
Ⅳ期 52 9.9 98.1 68.7

 ステージI 患者の割合 = 57.1%

 

 

 

千葉医療センター

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 114 48.7 93 72
Ⅰ期 60 74.5 95 70.8
Ⅱ期 (1-3)     77
Ⅲ期 13     73.9
Ⅳ期 35 10.4 91.4 72.6

 ステージI 患者の割合 = 52.6%

 

 

 

順天堂大学医学部附属浦安病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 303 55.4 97.4 66.7
Ⅰ期 164 82 97 67.8
Ⅱ期 25     66.1
Ⅲ期 28     65.3
Ⅳ期 83 6.3 97.6 65.1

 ステージI 患者の割合 = 54.1%

 

 

東京慈恵会医科大学附属柏病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 191 61 97.9 70
Ⅰ期 118 85.6 97.5 70
Ⅱ期 17     74.2
Ⅲ期 16     68
Ⅳ期 34 5.9 100 68.2

 ステージI 患者の割合 = 61.8%

 

 

 

国保松戸市立病院(松戸市立総合医療センター)

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 153 49 100 69.8
Ⅰ期 76 77.6 100 69.7
Ⅱ期 12     72.2
Ⅲ期 (7-9)     66.6
Ⅳ期 51 7.8 100 69.2

 ステージI 患者の割合 = 49.7%

 

東京

各施設におけるステージI の割合平均値 = 64.4%

 

国立がん研究センター中央病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 1629 77 93.7 66.3
Ⅰ期 1191 89.8 94.5 67.1
Ⅱ期 103 75.7 99 65.5
Ⅲ期 66 63.8 93.9 64
Ⅳ期 241 14.2 87.1 63.6

 ステージI 患者の割合 = 73.1%

 

 

東京都立駒込病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 659 62.9 99.7 69.4
Ⅰ期 436 80.5 99.5 69.9
Ⅱ期 42 61.9 100 68.6
Ⅲ期 43 48.8 100 70.3
Ⅳ期 124 10.5 100 67.2

 ステージI 患者の割合 = 66.2%

 

 

青梅市立総合病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 204 46.3 93.1 70.6
Ⅰ期 96 70.1 96.9 71.2
Ⅱ期 18     72.1
Ⅲ期 23     72.1
Ⅳ期 66 5.9 83.3 68.6

 ステージI 患者の割合 = 47.1%

 

 

日本赤十字社医療センター

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 318 63 92.1 68.4
Ⅰ期 194 87.6 90.7 68
Ⅱ期 28     66.9
Ⅲ期 22     67.5
Ⅳ期 64 0 93.8 69

 ステージI 患者の割合 = 61.0%

 

 

日本大学医学部附属板橋病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 263 54.9 98.9 70.1
Ⅰ期 160 73 98.8 69.8
Ⅱ期 24     67.4
Ⅲ期 17     73.3
Ⅳ期 56 5.5 98.2 70.8

 ステージI 患者の割合 = 60.8%

 

 

武蔵野赤十字病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 351 59.8 97.4 70.8
Ⅰ期 210 83 97.6 70.5
Ⅱ期 29     70.8
Ⅲ期 21     70.6
Ⅳ期 85 4.4 96.5 71.4

 ステージI 患者の割合 = 59.8%

 

 

がん研有明病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 1740 74.9 99.7 64.8
Ⅰ期 1181 91.2 99.8 65.2
Ⅱ期 125 80.8 100 65
Ⅲ期 111 59.1 99.1 63.4
Ⅳ期 280 13.4 98.9 63.3

 ステージI 患者の割合 = 67.9%

 

 

東京大学医学部附属病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 292 64 93.2 68.4
Ⅰ期 193 86.2 91.7 69.2
Ⅱ期 26     68.5
Ⅲ期 21     67.7
Ⅳ期 50 2.1 94 65.5

 ステージI 患者の割合 = 66.1%

 

 

 

聖路加国際病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 253 73.2 97.2 68.6
Ⅰ期 178 90.3 97.8 68.1
Ⅱ期 20     70
Ⅲ期 16     67.1
Ⅳ期 30 14 96.7 72.4

 ステージI 患者の割合 = 70.4%

 

 

 

帝京大学医学部附属病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 256 55.5 95.7 70.3
Ⅰ期 162 76.7 94.4 70.5
Ⅱ期 18     72.9
Ⅲ期 19     72.6
Ⅳ期 50 10.2 98 68.1

 ステージI 患者の割合 = 63.3%

 

 

杏林大学医学部付属病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 386 55.4 96.6 71.4
Ⅰ期 237 77.2 95.4 72
Ⅱ期 29     73.8
Ⅲ期 35 28.6 100 70.5
Ⅳ期 79 1.3 97.5 69.5

 ステージI 患者の割合 = 61.4%

 

 

順天堂大学医学部附属順天堂医院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 587 64.7 94.9 67.3
Ⅰ期 381 81.8 95 68
Ⅱ期 36 54.5 94.4 66.6
Ⅲ期 35 41.4 91.4 69.7
Ⅳ期 102 4.5 94.1 64.8

 ステージI 患者の割合 = 64.9%

 

 

慶応義塾大学

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 238 72.4 94.5 68.3
Ⅰ期 176 87 95.5 68
Ⅱ期 18     67.7
Ⅲ期 11     68.5
Ⅳ期 31 0 83.9 69.7

 ステージI 患者の割合 = 73.9%

 

 

東京都立多摩総合医療センター

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 251 65.9 94.8 71.4
Ⅰ期 170 80.9 97.6 71
Ⅱ期 19     74.5
Ⅲ期 23     68.4
Ⅳ期 37 9.6 86.5 73.1

 ステージI 患者の割合 = 67.7%

 

 

公立昭和病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 171 64.1 95.3 70.8
Ⅰ期 106 86.6 94.3 71.1
Ⅱ期 11     66.6
Ⅲ期 12     70.3
Ⅳ期 38 7.9 100 71.1

 ステージI 患者の割合 = 62.0%

 

神奈川県

各施設におけるステージI の割合平均値 = 61.2%

 

神奈川県立がんセンター 

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 688 68.1 98.4 67.3
Ⅰ期 449 86.1 98 68.5
Ⅱ期 47 72.3 100 66.9
Ⅲ期 55 56.4 100 66.1
Ⅳ期 129 7.2 98.4 63.7

 ステージI 患者の割合 = 65.3%

 

 

横須賀共済病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 545 59.4 98.2 70.7
Ⅰ期 338 80.3 97.6 71.2
Ⅱ期 32 50 100 73.9
Ⅲ期 43 39.5 97.7 66.1
Ⅳ期 124 9.8 99.2 70.3

 ステージI 患者の割合 = 62.0%

 

 

 

横浜市立市民病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 301 61.7 99.3 71.1
Ⅰ期 186 80.6 98.9 71.7
Ⅱ期 21     72.4
Ⅲ期 23     68.1
Ⅳ期 67 10.5 100 70.1

 ステージI 患者の割合 = 61.8%

 

 

 

相模原協同病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 195 46.7 98.5 69.6
Ⅰ期 97 73.9 97.9 69.4
Ⅱ期 16     72.6
Ⅲ期 17     71.6
Ⅳ期 57 9.2 98.2 68.8

 ステージI 患者の割合 = 49.7%

 

 

聖マリアンナ医科大学病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 353 59.8 95.2 69.7
Ⅰ期 219 82.1 95.9 70.5
Ⅱ期 20     69.8
Ⅲ期 31 29 100 68.3
Ⅳ期 71 4.9 91.5 67.4

 ステージI 患者の割合 = 62.0%

 

 

東海大学医学部付属病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 462 65.8 95 67.7
Ⅰ期 307 86.7 92.8 68.6
Ⅱ期 35 59.6 97.1 67.8
Ⅲ期 34 23.5 100 68.8
Ⅳ期 79 8.9 100 64.6

 ステージI 患者の割合 = 66.5%

 

カテゴリー
がん基礎知識

血液1滴、99%の精度でがんを検出できる検査はホントに正確な検査なの?

f:id:hirokazu-y:20191129020328p:plain

先日からちょっと話題になってる下記技術。

 

headlines.yahoo.co.jp

 

血液中に存在するマイクロRNAを測定することで13種類のがんを99%の精度で検出できるという。

 

しかも、必要な血液量は1滴かつ2時間以内に結果が判明するようで。

 

痛い採血をする必要もないし、短時間で結果は出るし、何より精度が高い、と良いことづくめ!

 

この検査を受ければ、ほぼ確実にがんを発見できる!すごい!

 

と思ったアナタにお送りする今回の記事。

 

確かに素晴らしい技術だが、おそらく皆さんがニュースの字面から想像している内容は実際とは大きなギャップがあるはず。

 

今回は、99%の精度の検査であれば確実にがんかどうかを見分けられるのか、について考える。

 

 

精度99%のがん検査とは?

そもそも精度は何を指す?

今回のニュース記事に出ていた精度99%という言葉。

 

“精度”は難しい単語で、その言葉を使っている人がどの意図で使っているかで意味がかなり違う。

 

病気を調べる検査を臨床検査と呼ぶが、臨床検査においては主に以下の4つの要素が精度という言葉で表現し得る。

 

  • がんの人を確実に見逃さない = 感度
  • 健常な人を確実に検査陰性とする = 特異度
  • 検査陽性の人の中で本当にがんの人の割合 = 陽性的中率
  • がんの人と健常な人を見分ける正確性 = 正診率

 

今回のニュース記事ではどれを念頭に精度、と表現しているのかはわからないので、ひとまずここではどれが99%なのか、という話は置いておく。

 

陽性的中率を左右する有病率

検査をする側としては感度や特異度は大事なわけだが、検査を受ける側の立場となると話は変わる。

 

直接的に関わってくるのは、検査で陽性と判定された人のうち本当にがんである人がどのくらいなのか(陽性的中率)、ということになるだろう。

 

感度と特異度は検査の性能を表すものであり、検査ごとに決まった値になるわけだが、陽性的中率は検査する対象の有病率に大きな影響を受ける。

 

有病率とは、実際に検査する対象にどのくらいの割合で病気(がん)の人が存在するか、を表すものであり、有病率に応じて陽性的中率は変わってしまう

 

精度99%の検査はどのくらい癌を見つけられるのか?(モデルケースから試算)

まぁ御託は良いから、ぶっちゃけどのくらい凄いのかもっとわかりやすく説明せい、と言う方のために実際にこの検査を実施した場合どのくらいがんを見つけるのか試算してみたい。

 

今回のニュース記事では上記の4つのどれを指して精度99%と表現しているのか不明なのであくまでも私の想像でしかないのだが、一応現実味のある条件を仮定してみた。

 

試算の条件

感度

下記の記事にて今回の検査についてがんを感度95%以上で検出できた、と研究代表者の先生がおっしゃっておられるので感度は95%に設定

 

style.nikkei.com

 

特異度

せっかくなので99%に設定。(感度95%, 特異度99%って凄い検査だが。)

 

有病率

現在健康な方が人間ドックで利用すると想定して、国立がん研究センターが公表しているがん統計のデータから算出。

 

gdb.ganjoho.jp

 

今回はモデルケースとして、50-54歳の男性における

  • 胃癌  106794人中83人→有病率 0.078%
  • 膵臓癌 106794人中13人→有病率 0.012%

 を採用。

 

検査対象人数

計算しやすいように100000人が検査を受けると設定

 

胃癌と膵臓癌の検診にこの検査が適用された場合の試算結果

胃癌の場合
  検査陽性 検査陰性 総数
胃癌 74 4 78
健常 999 98923 99922
総数 1073 98927 100000

100000人が検査を受けたとすると、

 

正しく診断する確率(正診率)= (74 + 98923) / 100000 =  99.0% 

 

検査結果が陽性かつ本当にがんの人の割合(陽性的中率)=74 / 1073= 6.9%

 

がんの人と健康な人を正しく診断できているかを表す正診率は99%、すなわち検査としては非常に正確と言える。

 

ところがどっこい、陽性的中率を考えると、人間ドックでこの検査を実施した場合、陽性判定される人のうち本当にがんの人は6.9%だけしかいないということになる。

 

言い換えれば、この検査を受けて癌の可能性があるので精密検査を受けてください、と言われた人の約93%は胃癌ではないのだ。

 

いかがだろうか?

 

キツネにつままれたような話かもしれないが、“99%の精度でがんが見つけられる検査”ではあるものの、実際に検診として受けた場合、93%の人はハズレで、がんの人は約7%にしか過ぎないというのが実際のところなのだ。

 

このカラクリは有病率であり、人間ドックのような検査を受ける大多数の人が健康な場合(有病率が低い)、感度や特異度が高い検査であってもがんの人だけを陽性として拾い上げるのは困難となる。

 

精度99%と言われるとほぼ百発百中のような感じがするが、字面から受ける印象と実際の結果には乖離があるのでぜひ注意して欲しい。

 

膵臓癌の場合
  検査陽性 検査陰性 総数
膵臓癌 11 1 12
健常 1000 98988 99988
総数 1011 98989 100000

 

胃癌がたまたま悪かっただけじゃないの?と言う方のために膵臓癌でも試算してみると、

 

正しく診断する確率(正診率)= (11+ 98988) / 100000 =  99.0% 

 

検査結果が陽性かつ本当にがんの人の割合(陽性的中率)=11 / 1011= 1.1%

 

やはり検査としては正確であるが、検査で陽性とされた人のうち本当に膵臓癌の人は1.1%しかいないわけで、100人がこの検査で陽性とされた場合、99人はがんではない(健康)ということになる。

 

 

この検査を受ける意義

じゃあ、この検査はあまり意味がないのか?といえば、答えはNoだ。

 

検査陰性とされた人のうち、がんの人が含まれる確率は0.1%程度であり、がんを見落とす可能性は極めて低い。

 

すなわち、がん発見については有用な検査だと言える。

 

本当に今回試算したような性能を有するのであれば、効果的な検診手段の存在しない膵臓癌などを早期発見する上では特に有効である可能性があり、期待は大きい。

 

問題点は

とはいえ、この検査が”がん検診”として有効なのかどうかは別問題だ。

 

がん検診として有効か否かはがんによる死亡率を下げることが出来て初めて有効とされる。

 

また、ステージ0といった超早期のがんも見つけられると記事には書かれているが、種類によっては命に関わらないがんを見つけてしまう過剰診断の弊害も考えられる。

 

まだまだ研究段階のものであることは皆さんにご認識頂きたいところ。

 

実証実験で期待通りの結果が出るのかやお値段がどうなるのかなど今後も注視していきたい。

 

現状の詳細は来月の分子生物学会で発表されるらしいので今回の試算と違う点があればアップデートする予定だ。

カテゴリー
全国病院別データ 全国病院別データ-地域別胃がん5年生存率 全国病院別データ-地域別胃がん5年生存率-九州・沖縄

【九州・沖縄地方 病院別・ステージ別】 胃癌5年生存率 まとめ2019

f:id:hirokazu-y:20191207000357p:plain
 

今回は、2019年現在における胃がん5年生存率について、九州・沖縄地方(福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄)の病院別、ステージ別にまとめる

 

※データの見方や注意点は下記リンク先にまとめてありますのでそちらをご参照の上、注意点をしっかりとご理解頂いた後に本データをご覧ください。

 

九州地方以外の全国病院別5年生存率データも下記リンク先にまとめてあります。 

 

www.survive-gastriccancer.com

 

 

 

 

全国と九州各県の生存率

  集計対象施設数 集計対象者数 把握割合(%) 実測生存率(%) 相対生存率(%)
全国 277 83,171 97.3 61.9 71.6
九州・沖縄 46 9362 97.5 58.6 68.7
福岡 14 4,435 98 60.8 70.2
佐賀 4 941 99.3 60.7 71.9
長崎 4 920 97.3 61.7 71.9
熊本 7 1,370 97.3 62 72.4
大分 6 845 97.5 55.6 65.6
宮崎 3 386 97.4 56.8 65.5
鹿児島 5 227 95.6 51.7 62.2
沖縄 3 238 97.5 59.6 69.8

実測生存率はがん以外の死亡の影響を含めた5年後の生存率。

相対生存率はがん以外の死亡について補正した生存率。

 

福岡

各施設におけるステージI の割合平均値 = 62.9%


久留米大学病院  

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 427 61.4 99.3 68.8
Ⅰ期 277 81.5 98.9 69.6
Ⅱ期 28     68.7
Ⅲ期 37 43.2 100 67
Ⅳ期 80 5 100 67.2

 

 

公立八女総合病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 147 47.6 100 74.6
Ⅰ期 87 64.4 100 74.9
Ⅱ期 11     77.2
Ⅲ期 12     72.7
Ⅳ期 33 12.1 100 72.7

 


大牟田市立病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 135 50.7 96.3 72.2
Ⅰ期 86 70.2 96.5 71.9
Ⅱ期 11     74.1
Ⅲ期 (7-9)     71.1
Ⅳ期 20     70.3

 

社会保険田川病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 163 50.9 100 72.9
Ⅰ期 81 72.8 100 71.3
Ⅱ期 22     75.4
Ⅲ期 15     75.9
Ⅳ期 41 12.2 100 72.7

 

飯塚病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 448 51.2 97.3 71.8
Ⅰ期 263 69.6 96.2 72.2
Ⅱ期 50 35.1 98 74.5
Ⅲ期 27     69.6
Ⅳ期 78 3.2 98.7 70.4

 

 

北九州市立医療センター

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 496 68.8 99.2 68.3
Ⅰ期 354 84.1 99.2 68.8
Ⅱ期 29     67.5
Ⅲ期 17     61.8
Ⅳ期 74 5.5 98.6 67.3

 

九州がんセンター

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 324 64.4 96.9 65.2
Ⅰ期 195 87 98.5 65.8
Ⅱ期 30 62.5 96.7 64.5
Ⅲ期 15     69.5
Ⅳ期 80 10.5 93.8 63

 

九州大学病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 489 68.8 98.2 67.4
Ⅰ期 345 83.7 98 67.8
Ⅱ期 41 62.9 95.1 65.3
Ⅲ期 20     62.8
Ⅳ期 74 14.9 100 68.2

 

 

九州医療センター

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 352 66.7 99.7 68.8
Ⅰ期 237 81.4 99.6 68.8
Ⅱ期 28     67.8
Ⅲ期 31 45.2 100 70
Ⅳ期 47 6.4 100 69.9

 

 

福岡県済生会福岡総合病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 255 64.5 96.9 68.9
Ⅰ期 169 79.1 97 68.8
Ⅱ期 22     69.2
Ⅲ期 18     66.1
Ⅳ期 44 9.7 95.5 70

 

福岡大学病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 385 60.1 96.9 69.3
Ⅰ期 264 78.7 96.6 69.2
Ⅱ期 27     70.4
Ⅲ期 29     68
Ⅳ期 60 5.7 98.3 69.4

 

独立行政法人地域医療機能推進機構 九州病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 398 61.4 98.5 69.9
Ⅰ期 236 82 97.5 70
Ⅱ期 32 75 100 68.5
Ⅲ期 38 42.1 100 70.4
Ⅳ期 81 4.9 100 69.7

 

産業医科大学病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 203 56.1 94.6 69.9
Ⅰ期 118 73.4 95.8 71
Ⅱ期 24     67.3
Ⅲ期 14     72.4
Ⅳ期 45 10.3 93.3 67.6

 

 

佐賀

各施設におけるステージI の割合平均値 = 65.6%

 

佐賀県医療センター好生館

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 320 62.1 99.1 69.6
Ⅰ期 206 80 99 69.3
Ⅱ期 16     70.9
Ⅲ期 31 67.7 96.8 69.8
Ⅳ期 60 1.7 100 70.1

 

佐賀大学医学部附属病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 294 64.9 99.3 69.8
Ⅰ期 209 78.8 99 70.3
Ⅱ期 12     69.3
Ⅲ期 25     69.2
Ⅳ期 47 14.9 100 68.1

 

唐津赤十字病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 181 58.4 99.4 71.9
Ⅰ期 118 78.8 100 72.6
Ⅱ期 16     75.3
Ⅲ期 12     70.4
Ⅳ期 35 0 97.1 68.5

 

嬉野医療センター

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 146 52 99.3 71.9
Ⅰ期 90 70 98.9 72.4
Ⅱ期 10     79.8
Ⅲ期 15     70.7
Ⅳ期 30 3.3 100 68

 

 

長崎

各施設におけるステージI の割合平均値 = 60.1%

 

日本赤十字社長崎原爆病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 111 44.3 97.3 69.4
Ⅰ期 49 73.2 98 68
Ⅱ期 17     69.1
Ⅲ期 (4-6)     71.5
Ⅳ期 33 0 100 69.3

 

 

国立病院機構 長崎医療センター

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 306 63.3 94.4 69.1
Ⅰ期 221 76.6 94.1 69.8
Ⅱ期 23     70.6
Ⅲ期 11     66.2
Ⅳ期 41 2.8 92.7 65.4

 

 

長崎大学病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 404 68.4 99.3 69
Ⅰ期 309 80.8 99 69.2
Ⅱ期 24     69.6
Ⅲ期 21     67.7
Ⅳ期 46 4.4 100 67.9

 

 

長崎県島原病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 99 48.3 98 72.8
Ⅰ期 47 68 97.9 73
Ⅱ期 11     68.9
Ⅲ期 12     71.6
Ⅳ期 23     72.4

 

 

熊本

各施設におけるステージI の割合平均値 = 68.2%

 

熊本大学医学部附属病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 251 55.8 98.8 68.8
Ⅰ期 163 75.2 98.8 69.1
Ⅱ期 15     70.1
Ⅲ期 13     68.2
Ⅳ期 52 2.2 98.1 67.8

 

熊本労災病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 125 56 98.4 72.2
Ⅰ期 84 75 97.6 72.3
Ⅱ期 (7-9)     74.6
Ⅲ期 (7-9)     69.1
Ⅳ期 24     72.1

 

 

人吉医療センター

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 134 64.5 97.8 71.5
Ⅰ期 100 76.5 97 71.9
Ⅱ期 (7-9)     70.2
Ⅲ期 (4-6)     63.7
Ⅳ期 18     72.6

 

 

熊本赤十字病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 366 69.8 97.3 69
Ⅰ期 275 83.3 96.7 68.9
Ⅱ期 23     66.1
Ⅲ期 17     68.9
Ⅳ期 48 10.9 97.9 69.7

 

 

熊本医療センター

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 170 42.9 100 73.1
Ⅰ期 98 61.2 100 72.9
Ⅱ期 14     74.4
Ⅲ期 15     71.6
Ⅳ期 39 2.6 100 73.1

 

 

済生会熊本病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 277 73.5 93.5 68.4
Ⅰ期 206 89.9 93.2 68.8
Ⅱ期 13     70.2
Ⅲ期 18     65.2
Ⅳ期 38 10.5 97.4 67.6

 

 

荒尾市民病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 47 48 97.9 73.1
Ⅰ期 30 58.8 96.7 73.7
Ⅱ期 (4-6)     71.8
Ⅲ期 (1-3)     86.5
Ⅳ期 10     68.3

 

 

大分

各施設におけるステージI の割合平均値 = 61.5%

 

大分県立病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 203 57.7 98 69
Ⅰ期 137 74.2 98.5 68.9
Ⅱ期 17     65.9
Ⅲ期 13     67.9
Ⅳ期 34 2.9 100 71.4

 

 

大分赤十字病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 166 60.1 96.4 71.3
Ⅰ期 119 73.4 95.8 70.9
Ⅱ期 14     73.7
Ⅲ期 11     72.5
Ⅳ期 19     69.7

 

 

大分大学医学部附属病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 244 62.4 97.5 70.4
Ⅰ期 163 77.6 96.3 70.8
Ⅱ期 20     72.8
Ⅲ期 15     67.5
Ⅳ期 36 2.8 100 68.9

 

 

国立病院機構 別府医療センター

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 113 48.8 95.6 71.5
Ⅰ期 61 74.9 93.4 72.5
Ⅱ期 (4-6)     77.2
Ⅲ期 (4-6)     72.5
Ⅳ期 38 5.9 97.4 68.5

 

 

大分県済生会日田病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 65 32.3 100 74
Ⅰ期 31 64.5 100 73.3
Ⅱ期 (4-6)     72
Ⅲ期 (4-6)     77.6
Ⅳ期 24     74.7

 

 

宮崎

各施設におけるステージI の割合平均値 = 56.3%

 

宮崎県立宮崎病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 129 54 98.4 68.1
Ⅰ期 75 82.4 97.3 68.3
Ⅱ期 (4-6)     68.8
Ⅲ期 10     66.2
Ⅳ期 36 2.8 100 67.4

 

 

国立病院機構 都城医療センター

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 87 44.8 100 70.7
Ⅰ期 34 79.4 100 71.5
Ⅱ期 12     68.8
Ⅲ期 (7-9)     68.4
Ⅳ期 29     69.8

 

 

宮崎大学医学部附属病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 170 65.1 95.3 70.1
Ⅰ期 122 78.3 95.1 70.7
Ⅱ期 (4-6)     79.2
Ⅲ期 16     65.3
Ⅳ期 26     68.8

 

 

鹿児島

各施設におけるステージI の割合平均値 = 48.4%

 

国立病院機構 鹿児島医療センター

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 56 42.4 98.2 71
Ⅰ期 25     71.8
Ⅱ期 12     72.5
Ⅲ期 (4-6)     71.8
Ⅳ期 15     68.4

 

 

鹿児島県立薩南病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 48 56.6 83.3 75.5
Ⅰ期 29     74.2
Ⅱ期 (1-3)     74
Ⅲ期 (4-6)     78.8
Ⅳ期 10     75.6

 

 

独立行政法人国立病院機構 南九州病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 22     70.1
Ⅰ期 12     68.1
Ⅱ期 (4-6)     70.8
Ⅲ期 0      
Ⅳ期 (4-6)     73.8

 

 

県民健康プラザ鹿屋医療センター

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 70 52.2 98.6 73.5
Ⅰ期 35 85.3 97.1 71.3
Ⅱ期 10     76.8
Ⅲ期 (4-6)     79.8
Ⅳ期 18     75.9

 

 

公益財団法人昭和会 今給黎総合病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 31 48.4 100 70.6
Ⅰ期 10     67.5
Ⅱ期 (7-9)     68.2
Ⅲ期 0      
Ⅳ期 10     74.1

 

 

沖縄

各施設におけるステージI の割合平均値 = 60.6%

 

地方独立行政法人 那覇市立病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 118 62.1 96.6 71.1
Ⅰ期 70 86.7 94.3 69.7
Ⅱ期 10     70.8
Ⅲ期 (7-9)     78.1
Ⅳ期 23     73.7

 

 

沖縄県立中部病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 40 42.5 100 70.9
Ⅰ期 23     70.5
Ⅱ期 (1-3)     62.5
Ⅲ期 (1-3)     84
Ⅳ期 11     72.6

 

 

琉球大学医学部附属病院 

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 80 64.6 97.5 65
Ⅰ期 52 92.2 96.2 65.8
Ⅱ期 (4-6)     65.4
Ⅲ期 (4-6)     71
Ⅳ期 17     60

 

 

 

引用元

5年生存率集計報告書 施設別報告書

ganjoho.jp

 

 

 

カテゴリー
全国病院別データ 全国病院別データ-地域別胃がん5年生存率 全国病院別データ-地域別胃がん5年生存率-東海

【東海地方 病院別・ステージ別】 胃癌5年生存率 まとめ2019

f:id:hirokazu-y:20191207000025p:plain

 

今回は、2019年現在における胃がん5年生存率について、東海地方(岐阜・静岡・愛知・三重)の病院別、ステージ別にまとめる

 

※データの見方や注意点は下記リンク先にまとめてありますのでそちらをご参照の上、注意点をしっかりとご理解頂いた後に本データをご覧ください。

 

東海地方以外の全国病院別5年生存率データも下記リンク先にまとめてあります。 

 

www.survive-gastriccancer.com

 

 

 

全国と東海各県の生存率

  集計対象施設数 集計対象者数 把握割合(%) 実測生存率(%) 相対生存率(%)
全国 277 83,171 97.3 61.9 71.6
東海 24 8348 97.7 57.4 66.0
岐阜 4 906 98.6 53.7 62.2
静岡 8 3,394 97.5 63.5 73.2
愛知 11 4,048 96.9 55.1 62.7
三重 1

実測生存率はがん以外の死亡も含めた5年後の生存率(がん以外の要因の影響有)。

相対生存率はがん以外の死亡について補正した生存率。

 

岐阜県

各施設におけるステージI の割合平均値 = 49.8%

 

高山赤十字病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 127 51 98.4 72.5
Ⅰ期 58 80.9 96.6 72.4
Ⅱ期 (7-9)     67.7
Ⅲ期 15     73.1
Ⅳ期 29     71.4

 

岐阜県総合医療センター

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 135 55.5 97.8 69.6
Ⅰ期 84 73 96.4 70.9
Ⅱ期 14     71.9
Ⅲ期 (4-6)     72.2
Ⅳ期 31 9.7 100 64.7

 

大垣市民病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 491 56.5 99.2 68.9
Ⅰ期 259 82.6 99.2 69.2
Ⅱ期 47 72.3 97.9 67.9
Ⅲ期 61 32.8 100 68.2
Ⅳ期 121 5 99.2 69.3

 

 

木沢記念病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 153 45.6 97.4 70.8
Ⅰ期 59 79 94.9 71.3
Ⅱ期 25     72.4
Ⅲ期 15     72.5
Ⅳ期 49 4.2 98 68.4

 

 

静岡県

各施設におけるステージI の割合平均値 = 57.6%

 

静岡県立静岡がんセンター

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 1457 71 97.1 68.4
Ⅰ期 1036 85.9 96.5 68.9
Ⅱ期 111 66.1 98.2 67.2
Ⅲ期 86 45.4 100 67.4
Ⅳ期 213 12.1 98.1 67

 

 

聖隷聖隷三方原病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 263 60.1 97.3 69.7
Ⅰ期 160 85.4 98.1 68.5
Ⅱ期 26     70.1
Ⅲ期 13     70.2
Ⅳ期 55 2.2 96.4 71.8

 

 

聖隷浜松病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 483 65.1 98.8 68.2
Ⅰ期 264 88.2 98.9 67.8
Ⅱ期 33 77.9 93.9 67.2
Ⅲ期 38 52.6 100 67.2
Ⅳ期 120 13.3 99.2 70.1

 

順天堂大学医学部附属静岡病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 230 49.4 95.7 70.4
Ⅰ期 125 76 94.4 69.9
Ⅱ期 17     71.9
Ⅲ期 26     71.4
Ⅳ期 46 7.2 97.8 68.3

 

藤枝市立総合病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 246 55.6 97.2 72.1
Ⅰ期 133 75.7 94.7 71.4
Ⅱ期 19     74.6
Ⅲ期 26     75
Ⅳ期 60 10 100 72.4

 

浜松医科大学医学部附属病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 273 61.7 98.2 68.7
Ⅰ期 169 83.1 98.2 69.6
Ⅱ期 26     66.5
Ⅲ期 19     69.9
Ⅳ期 52 11.8 98.1 66.3

 

浜松医療センター

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 213 56 98.1 70.9
Ⅰ期 125 78.2 99.2 70.3
Ⅱ期 19     72.3
Ⅲ期 16     75.1
Ⅳ期 49 2.1 95.9 69.3

 

磐田市立総合病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 229 48.9 98.7 71.2
Ⅰ期 103 80.5 97.1 69.7
Ⅱ期 18     68.9
Ⅲ期 23     71.4
Ⅳ期 73 12.3 100 71.2

 

 

愛知県

各施設におけるステージI の割合平均値 = 53.3%

 

愛知県がんセンター中央病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 583 63.5 98.3 64.6
Ⅰ期 324 90.1 97.8 66.2
Ⅱ期 43 65 97.7 61.8
Ⅲ期 58 43.1 100 63.5
Ⅳ期 150 11.2 98.7 62

 

安城更生病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 351 47.2 99.7 68.8
Ⅰ期 169 75.1 99.4 68
Ⅱ期 38 47.4 100 70.9
Ⅲ期 33 27.3 100 68.7
Ⅳ期 105 7.6 100 69.4

 

名古屋医療センター

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 239 48.6 92.1 69.9
Ⅰ期 109 76.7 95.4 70.6
Ⅱ期 17     68.2
Ⅲ期 23     71.6
Ⅳ期 88 5.9 85.2 68.7

 

 

小牧市民病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 292 57.8 98.6 67.9
Ⅰ期 157 83.4 100 67.5
Ⅱ期 25     67.8
Ⅲ期 30 38.4 96.7 69.4
Ⅳ期 78 12 97.4 68.6

 

 豊橋市民病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 510 56.8 99 69.5
Ⅰ期 299 80.8 98.7 69.5
Ⅱ期 37 52.8 97.3 73.5
Ⅲ期 45 40 100 67.4
Ⅳ期 117 7.7 100 69.2

 

 

一宮市立市民病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 156 52.7 98.1 69.5
Ⅰ期 81 68.8 97.5 69.3
Ⅱ期 17     68.4
Ⅲ期 26     71.5
Ⅳ期 32 6.3 100 68.9

 

公立陶生病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 223 52.7 99.1 71.9
Ⅰ期 128 73.4 100 72
Ⅱ期 21     68
Ⅲ期 16     69.3
Ⅳ期 50 6 100 72.3

 

 

 豊田厚生病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 276 51.8 97.5 69.7
Ⅰ期 147 76.6 98 70.4
Ⅱ期 31 40.9 96.8 72.7
Ⅲ期 20     68
Ⅳ期 70 8.7 98.6 67.4

 

 

 

名古屋第一赤十字病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 409 51.2 95.4 69.1
Ⅰ期 191 79.2 96.3 68.5
Ⅱ期 42 55.9 95.2 69.6
Ⅲ期 37 41.5 91.9 69.4
Ⅳ期 128 11.4 94.5 69

 

 

名古屋第二赤十字病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 456 51.6 90.8 70
Ⅰ期 248 76.4 90.7 69.3
Ⅱ期 36 54.5 97.2 68.4
Ⅲ期 38 38 89.5 70.7
Ⅳ期 115 2.2 91.3 70.8

 

 

藤田保健衛生大学病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 553 59.4 97.3 68.4
Ⅰ期 337 81.3 97.3 68.7
Ⅱ期 57 47.4 100 64.3
Ⅲ期 43 25.8 93 69.4
Ⅳ期 105 5.9 98.1 68.7

 

三重県

各施設におけるステージI の割合平均値 = なし

※今回は1施設だけしか報告されていないので、平均値の計算不可能

 

伊勢赤十字病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 169 43.8 98.8 72.8
Ⅰ期 89 68.2 98.9 72
Ⅱ期 12     73.3
Ⅲ期 11     68.6
Ⅳ期 44 7.1 97.7 71.8

 ステージI患者の割合 = 52.7%

 

引用元 

5年生存率集計報告書 施設別報告書

ganjoho.jp

 

 

 

カテゴリー
全国病院別データ 全国病院別データ-地域別胃がん5年生存率 全国病院別データ-地域別胃がん5年生存率-近畿

【近畿地方 病院別・ステージ別】 胃癌5年生存率 まとめ2019

f:id:hirokazu-y:20191206232730p:plain

 

今回は、2019年現在における胃がん5年生存率について、近畿地方(滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山)の病院別、ステージ別にまとめる

 

※データの見方や注意点は下記リンク先にまとめてありますのでそちらをご参照の上、注意点をしっかりとご理解頂いた後に本データをご覧ください。

 

近畿地方以外の地域の病院別5年生存率データも下記リンクにて。 

 

www.survive-gastriccancer.com

 

 

 

 

全国と近畿各府県の生存率

  集計対象施設数 集計対象者数 把握割合(%) 実測生存率(%) 相対生存率(%)
全国 277 83,171 97.3 61.9 71.6
近畿 39 12,019 96.7 61.7 71.1
滋賀 5 1,033 95.5 59 68.2
京都 5 1,619 95.7 64.6 75.1
大阪 12 4,454 96.6 63.2 72.2
兵庫 11 3,375 96.7 62.4 72.3
奈良 4 1,052 97.4 66.7 76.4
和歌山 2 486 98.1 54.4 62.5

実測生存率はがん以外の死亡も含めた5年後の生存率。

相対生存率はがん以外の死亡について補正した生存率。

 

滋賀県

各施設におけるステージI の割合平均値 = 59.8%

 

市立長浜病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 142 52.2 97.2 70.4
Ⅰ期 76 81.4 97.4 69.4
Ⅱ期 12     72
Ⅲ期 (7-9)     68.8
Ⅳ期 44 2.5 95.5 71.7

 

 

滋賀県立成人病センター

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 274 58.3 97.8 69
Ⅰ期 146 86.3 99.3 67.9
Ⅱ期 30 58.6 93.3 73.5
Ⅲ期 18     67.1
Ⅳ期 75 6.9 97.3 69.7

 

 

大津赤十字病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 168 55.3 94 71.1
Ⅰ期 103 77.2 93.2 69.9
Ⅱ期 15     71.6
Ⅲ期 15     77.3
Ⅳ期 34 2.9 100 71.8

 

彦根市立病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 146 45 98.6 73.9
Ⅰ期 83 73.4 98.8 72.4
Ⅱ期 11     79.3
Ⅲ期 16     75.4
Ⅳ期 33 3 100 75.2

 

 

滋賀医科大学医学部附属病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 303 72 92.1 67.4
Ⅰ期 224 85.8 91.1 68
Ⅱ期 15     65.2
Ⅲ期 13     66.5
Ⅳ期 50 12.4 92 65.6

 

 

京都府

各施設におけるステージI の割合平均値 = 67.6%

 

京都市立病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 185 58.1 97.8 71.7
Ⅰ期 124 78.8 96.8 70.6
Ⅱ期 13     74.1
Ⅲ期 10     72.9
Ⅳ期 35 2.9 100 73.3

 

 

京都第一赤十字病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 418 65.2 94 70.3
Ⅰ期 305 82.2 93.4 70.2
Ⅱ期 24     72.8
Ⅲ期 14     66.7
Ⅳ期 67 6.6 95.5 69.5

 

 

京都第二赤十字病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 376 61.4 96 70.1
Ⅰ期 236 84.3 95.3 70.7
Ⅱ期 30 45.1 96.7 68.6
Ⅲ期 27     68.9
Ⅳ期 75 8.4 97.3 69.3

 

 

大阪府

各施設におけるステージI の割合平均値 = 60.9%

 

大阪急性期・総合医療センター

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 171 50.9 93 71.5
Ⅰ期 106 71.7 89.6 71.2
Ⅱ期 13     68.4
Ⅲ期 (4-6)     71.5
Ⅳ期 42 4.8 100 73.3

 

 

市立岸和田市民病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 105 51.4 99 71.2
Ⅰ期 60 71.6 98.3 71.8
Ⅱ期 13     71.2
Ⅲ期 (7-9)     70.4
Ⅳ期 23     71

 

 

市立東大阪医療センター

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 289 50.4 95.2 69.7
Ⅰ期 152 74.8 94.7 69
Ⅱ期 22     72.6
Ⅲ期 17     72.3
Ⅳ期 84 7.9 96.4 68.9

 

 

市立豊中病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 470 58.8 96.8 70.7
Ⅰ期 285 80.1 96.5 70.7
Ⅱ期 33 64.7 93.9 72.1
Ⅲ期 38 30 97.4 67.4
Ⅳ期 106 9.6 98.1 71.3

 

 

大阪国際がんセンター

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 762 77.3 99 67.5
Ⅰ期 616 87.1 98.7 68.1
Ⅱ期 27     66.6
Ⅲ期 30 46.7 100 65.1
Ⅳ期 74 2.7 100 63.8

 

 

大阪市立総合医療センター

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 294 58.4 98.3 67.7
Ⅰ期 176 76.5 97.7 68.5
Ⅱ期 31 61.3 100 71.2
Ⅲ期 30 32.7 96.7 64.8
Ⅳ期 51 7.8 100 64.7

 

 

大阪赤十字病院 

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 577 63.8 96.4 69.2
Ⅰ期 374 80.2 95.5 69.9
Ⅱ期 32 68.4 96.9 68
Ⅲ期 35 44.1 97.1 72.3
Ⅳ期 108 13.9 100 66.4

 

大阪南医療センター

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 254 58.3 90.9 70.7
Ⅰ期 133 84.4 85.7 70.7
Ⅱ期 23     70.8
Ⅲ期 17     65.9
Ⅳ期 66 8 98.5 71.9

 

 

大阪医科大学附属病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 480 68.3 95.6 67.8
Ⅰ期 329 84.4 95.1 67.6
Ⅱ期 38 67.5 94.7 65.5
Ⅲ期 32 51.7 96.9 69.5
Ⅳ期 79 7.8 97.5 68.5

 

 

大阪市立大学医学部附属病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 499 63.3 96.4 68
Ⅰ期 340 79.3 95.9 68.6
Ⅱ期 46 54.3 97.8 68.4
Ⅲ期 36 40.8 97.2 66.1
Ⅳ期 71 2.8 100 65.9

 

 

大阪医療センター

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 363 63.4 98.9 66.6
Ⅰ期 208 86.5 98.6 67.5
Ⅱ期 27     66.6
Ⅲ期 50 46 100 66.1
Ⅳ期 76 9.2 100 64.1

 

 

八尾市立病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 190 53.7 95.8 70
Ⅰ期 89 83.8 94.4 70.4
Ⅱ期 16     70.4
Ⅲ期 25     72
Ⅳ期 50 4.3 94 67.5

 

兵庫県

各施設におけるステージI の割合平均値 = 60.2%

 

兵庫県立がんセンター

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 671 67.2 98.7 67.2
Ⅰ期 444 85.9 98.9 68.1
Ⅱ期 39 71.8 100 67.9
Ⅲ期 55 50 98.2 66.4
Ⅳ期 124 5 97.6 64

 

 

神戸大学医学部附属病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 541 71.3 97 70.1
Ⅰ期 445 80.9 97.1 70.6
Ⅱ期 25     71.2
Ⅲ期 16     65.4
Ⅳ期 50 6.3 96 66.5

 

 

神戸市立医療センター中央市民病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 438 64.2 93.6 69.4
Ⅰ期 297 80.4 92.3 69.5
Ⅱ期 30 45.4 96.7 72.4
Ⅲ期 42 41.5 97.6 67.3
Ⅳ期 64 10 95.3 68.6

 

 

関西労災病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 319 56.6 97.5 69.7
Ⅰ期 174 81.1 96.6 69.5
Ⅱ期 25     69.9
Ⅲ期 35 40 100 66.5
Ⅳ期 76 8.7 97.4 70.4

 

 

近畿中央病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 202 66.8 95 70.9
Ⅰ期 124 85.1 97.6 70.1
Ⅱ期 16     72.5
Ⅲ期 20     69
Ⅳ期 40 11.5 90 74.3

 

 

姫路赤十字病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 200 57.5 96 68.9
Ⅰ期 108 83.7 94.4 68.3
Ⅱ期 16     73.2
Ⅲ期 23     67.9
Ⅳ期 50 6.4 96 68.8

 

 

赤穂市民病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 199 59.1 98 71.5
Ⅰ期 120 82.3 97.5 70.5
Ⅱ期 11     70.6
Ⅲ期 10     70.7
Ⅳ期 42 4.8 100 72.6

 

 

公立豊岡病院組合立 豊岡病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 253 53.6 98.8 71.4
Ⅰ期 133 77.4 100 71.7
Ⅱ期 20     69.9
Ⅲ期 28     72.8
Ⅳ期 64 12.5 98.4 70.9

 

 

兵庫県立淡路医療センター

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 213 48 96.7 73.1
Ⅰ期 118 73.2 95.8 72.8
Ⅱ期 21     72
Ⅲ期 12     70.4
Ⅳ期 59 1.7 100 73.9

 

 

兵庫県立柏原病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 87 52.9 100 73
Ⅰ期 41 78.1 100 72.1
Ⅱ期 21     75.6
Ⅲ期 (4-6)     80.5
Ⅳ期 21     70.7

 

 

奈良県

各施設におけるステージI の割合平均値 = 64.8%

 

奈良県立医科大学附属病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 300 68.9 99 69.1
Ⅰ期 208 85 99 69.6
Ⅱ期 18     65.7
Ⅲ期 28     69.7
Ⅳ期 41 9.8 100 67.6

 

 

奈良県総合医療センター

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 207 64.9 94.7 69.7
Ⅰ期 129 84 96.1 70.4
Ⅱ期 16     68.6
Ⅲ期 18     62.1
Ⅳ期 37 11 91.9 72.1

 

 

天理よろづ相談所病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 481 67.4 97.9 68.5
Ⅰ期 305 85.1 98.4 68.2
Ⅱ期 45 75.5 97.8 70.1
Ⅲ期 35 45.7 100 69
Ⅳ期 94 12.6 95.7 68.2

 

 

市立奈良病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 64 56.7 95.3 71.7
Ⅰ期 41 74.7 95.1 71.5
Ⅱ期 (1-3)     75.7
Ⅲ期 (4-6)     69.6
Ⅳ期 15     72.1

 

和歌山県

各施設におけるステージI の割合平均値 = 51.3%

 

紀南病院

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 132 47.3 99.2 69.8
Ⅰ期 65 81.5 100 68.6
Ⅱ期 17     72.9
Ⅲ期 15     73.7
Ⅳ期 35 0 97.1 68.8

 

 

日本赤十字社和歌山医療センター

  患者数 実測生存率(%) 生存状況把握割合(%) 平均年齢(歳)
全体 354 57.1 97.7 70
Ⅰ期 189 82.3 96.3 69
Ⅱ期 32 71.9 100 68.8
Ⅲ期 39 44.8 97.4 71.8
Ⅳ期 83 7.2 100 71.3

 

引用元

5年生存率集計報告書 施設別報告書

ganjoho.jp

 

 

 

カテゴリー
全国病院別データ 全国病院別データ-地域別胃がん5年生存率

全国病院別・ステージ別 胃癌5年生存率 まとめ 2019年版

f:id:hirokazu-y:20191123170224p:plain

今回から数回に分けて2019年11月現在最新の全国病院別、ステージ別のがん5年生存率についてまとめていきたい。

 

当記事は病院の良し悪しを比べることを目的としたものではなく、皆さんがお住いの地域におけるがん診療連携拠点病院の現況をご理解頂くことを目的とし、地域ごとに紹介していく予定だ。

 

今回は、胃がんについて取り上げる。

 

※2019年12月7日に更新を行い、関東地方の5年生存率データを独立した別ページに移動しました。

 

 

 

 

データを見る際のポイント・注意点

本データの集計対象者

  • がん診療連携拠点病院において2009年から2010年に胃癌と診断された人。

 

全国全ての病院が対象となっているわけではないこと、患者数が30人に満たない部分については生存率が計算されていないことにご注意を。

 

また、施設によって患者さんの人数にかなりの差があり、患者さんの総数や病期(ステージ)ごとの割合などにもぜひ注目して欲しい。

 

今回のデータだけでは言い切れないが、ごく単純に考えれば、

  • 多数の患者さんを診療している病院はがん治療の経験が豊富でマンパワーも特に充実している
  • ステージIの割合が高い都道府県(施設) = その地域におけるがん検診が機能している

と言えるかもしれない。

(病院数が少ない地域もあるのであくまでも参考に) 

 

ステージIの比率が比較的低い地域にお住まいの方はがん検診について改めて検討する機会になれば幸いだ。 

 

今回お示しする生存率は実測生存率

実測生存率は死因に関係なく純粋に5年後に生存しているか否かを調べており、がん以外の原因で亡くなった場合も生存率を下げる要因となる。

 

つまり、がん以外の疾患を併発している患者さんが多い施設では低くなりがちであり、高齢者が多い施設でも同様のことが言える。

 

今回の数字だけで単純にどこの病院の治療成績が良い悪いなどの比較・評価はできない。

 

生存状況把握割合

読んで字の如く、生存されている方の状況が把握できている割合であり、100%に近ければ近いほど正確な評価と言える。正確な評価には95%以上が望ましいとされており、今回のデータでもそれを下回っている生存率は参考値と考えておくと良いだろう。

 

平均年齢

年齢が高いほどがんとは関係なく死亡率も上昇するため、実測生存率にも影響する。実測生存率を解釈する際には平均年齢も必ず確認してほしい。

 

引用元

今回のデータはがん情報サービスにて公開されているがん診療連携拠点病院等院内がん登録生存率集計報告書を元に作成している。

報告書には、今回紹介しているデータの他、性別の割合や年代、外科的治療の有無、がん発見の経緯が記載されている。

また、各病院ごとのコメントも載っているので詳細はそちらでご確認頂きたい。

 

5年生存率集計報告書 施設別報告書

ganjoho.jp

 

全国病院別 胃がん5年生存率

関東地方(茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川)

全60施設 

www.survive-gastriccancer.com

 

 

近畿地方(滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山)

全39施設

www.survive-gastriccancer.com

 

東海地方(岐阜・静岡・愛知・三重)

全24施設

www.survive-gastriccancer.com

 

九州・沖縄地方(福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄)

全46施設

www.survive-gastriccancer.com

 

 

カテゴリー
がん基礎知識 がん基礎知識-論文解説

【乳がん治療副作用シリーズ②】乳癌ホルモン療法による脱毛症(抜け毛・薄毛)の特徴及び対処法

f:id:hirokazu-y:20191116222451p:plain

以前、乳がんに対するホルモン治療の副作用対策によく使われる漢方についてご紹介した。

 

www.survive-gastriccancer.com

 

 

今回は副作用対策シリーズ第二弾として、乳がんホルモン療法における脱毛症(抜け毛・薄毛)について取り上げたいと思う。

 

ホルモン療法による脱毛症

脱毛といった場合、抗がん剤治療がイメージしやすいかもしれないが、乳がんのホルモン療法でも脱毛は副作用として生じる。

 

意外に感じる方に多いかもしれないが、添付文書(インタビューフォーム)上にも5%未満に生じた副作用として明記されている。

 

同じ脱毛とはいえ、抗がん剤治療とホルモン療法とでは仕組みが異なり、正確に言えば、抜け毛や薄毛といった方がよりしっくりくるかもしれない。

 

抗がん剤治療の場合

がん細胞は分裂速度が早いという特徴を狙った治療であるため、同じく分裂の早い毛根の細胞(毛母細胞)もダメージを受ける。そのため脱毛が生じる訳だが、個人差はあるものの基本的には抗がん剤治療が終われば元に戻る。

 

乳がんの患者さんについては、抗がん剤が終わり5年経っても十分髪が生えそろわずウイッグを継続使用されている人が10%程度いるという調査結果がある。

 

ホルモン療法の場合

女性ホルモンであるエストロゲンを減らしたり働けなくする治療であるため、いわゆる更年期症状と同じ仕組みで生じ、エストロゲンが減ったことによる男性ホルモンの影響と考えられる。

 

上述した、乳がん患者さんでは抗がん剤終了後も髪が生えそろわない人が一定数いるという問題の一因として、抗がん剤後も継続して行われるホルモン療法の影響もあるかもしれない。

 

上述の調査ではホルモン療法の有無については言及していないので調査対象だった人がどのくらいホルモン療法を受けていたのかは不明だが、実際、ホルモン療法を継続している方で頭頂部などがなかなか生えそろわず悩んでいる乳がん患者さんをお見掛けする機会は少なからずある。

 

どのくらいの頻度で生じるか?

35個の臨床試験、延べ1万3415人の患者さんを対象にホルモン療法による脱毛症に関してについて解析した結果、

  • 脱毛症が生じた頻度は4.4%
  • タモキシフェンを使用していた人では25.4%

だったと報告されている*1

 

また、アロマターゼ阻害剤を使用していた236人の患者さんのうち、

  • 236人中8%の人が脱毛症を原因として治療を中止
  • 851人中34%の人が抗がん剤治療や年齢に関係なく脱毛や髪が細くなったことを経験

という報告もある。*2*3

 

脱毛症の程度・生じるまでの期間・影響

昨年報告された研究*4では、ホルモン療法を受けている104人の乳がん患者さんのうち

  • 97%の人で軽度の脱毛症が認められ、治療開始から平均16.8ヶ月で脱毛症が生じた
  • 58%の人は治療開始から12ヶ月以内に脱毛が生じた
  • 特に患者さんの感情面に負の影響を与え生活の質(QOL)に影響する

ということが示されている。

 

脱毛症の対策は?

上記の研究において

  • 生え際が後退するタイプや頭頂部が薄くなるタイプが多く、脱毛のパターンが男性型脱毛症(AGA)と類似
  • 局所へのミノキシジルの投与で80%の人で改善

ということが報告されている。

 

まとめ

乳がんホルモン療法の副作用として脱毛は治療開始後1年半以内に生じ得る。

対策としてはミノキシジルが有効である可能性がある。

 

文献

*1:Alopecia with endocrine therapies in patients with cancer. Oncologist. 2013;18(10):1126-1134.。

*2:Adjuvant aromatase inhibitor therapy in early breast cancer: what factors lead patients to discontinue treatment?  Tumori. 2015;101(5):469-473.

*3:Aromatase inhibitor therapy and hair loss among breast cancer survivors. Breast Cancer Res Treat. 2013;142(2):435-443.

*4:Endocrine Therapy-Induced Alopecia in Patients With Breast Cancer. JAMA Dermatol. 2018;154(6):670-675.